「はろー怜侍」 「、机の上に立つのはやめた方がいい」 「ん?なんで?」 「この机は部下が丹念に磨いてくれていてな・・・机によく写って丸見えだ」 丸見え・・・? ―――って。 「れ、怜侍のエロ!スケベ!もっと早くにいってよ!」 「机の上に立つという非常識な行動をされるとはよもや思わなかったのだ。不可抗力、と言う奴だろう?」 「そういうの屁理屈っていうの!」 うー、もう机の上には乗らない・・・。 応接用の低い机だからって油断してた・・・。 「ねえ、怜侍。人のぱんつ見ておきながら、もっと顔を赤くしたりだとか、うろたえたりだとか、そういうのはないわけ?」 「見慣れたものに今更動揺する必要はないだろう?」 「み、みなっ・・・!みなれ・・・」 「・・・?」 毎日変えてるとはいえ、そんなに代わり映えしないのかな・・・。 確かにあんまり変わったのとかって持ってなくて、無難なのがおおいかもしれない・・・。 で、でも子どもっぽいのとか変なのとかはけないし。ひょ、ひょっとして怜侍のことだし、トノサマンとかがプリントされたパンツの方が喜んだりとか―――。 って、それは流石にないか。 「?どうしたんだ?」 「・・・怜侍・・・見慣れた?」 「は?」 マンネリとか飽きとかって恋人には一番いけないことだよね・・・? 刺激のある毎日っていうか、そういうのが大切だっていうし・・・うん。 「怜侍!ちょっと一回帰ってまたくる!」 「何か忘れ物でもしたのか?もうすぐ仕事も終わるし、送るが?」 「ううん!違うの!ちょっと、赤のティーバック買ってくる!」 「・・・は?」 「見慣れないのにしてくるね!」 「―――ちょ、ちょっと待てっ!・・・何か変な方向に・・・」 「行ってきます!」 |